減災どっとこむ

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大災害では、地域のみんなが被災者
「あなただけが被災者」ということはあり得ません

大地震では、消防署員も避難所を運営する住民防災組織の皆さん、
市区町村の職員も、警察署員も、みんなが被災者になります

 命からがら避難所へたどりついた人、家がつぶれてしまいショックを受けている人、家族を目の前で失った人…。大地震では、地域に住む多くの方に突然の不幸が襲いかかります。でも、災害直後でも、懸命に働いている人がいます。消防士に救急隊員、おまわりさん、市区町村の皆さん、そして、避難所でいち早く活動する皆さん…。その他にも、お医者さんや看護師さん、電力会社、ガス会社、電話会社、交通機関など、数多くの方が活動しています。でも、みんな、実はほぼ全員が被災者。自分や家族に降りかかった突然の不幸に目をつぶり、その使命に基づいて活動している方々です。
 阪神・淡路大震災では、被災した家族、亡くなった家族をそのままにして、消防署員や警察署員が参集し、皆さんの生命を救うべく懸命に活動しました。被災地外から応援が来ない限り、交代もできません。新潟県中越地震でも、住民のために極限まで働いた自治体職員が交通事故死をしたケースもみられます。広域の災害になればなるほど、応援人員も薄くなります。

 大地震が来たら、皆さんもそのときにいる場所で救助、消火、けが人の搬送など、できることをしましょう。とにかく人手が足りません。避難所でも、ぜひ積極的に活動をしてください。食事を作ったり配ったり、トイレの設営や小さな子どもの見守り、高齢者のケア、パトロール、避難してきた人のリスト作成、被害状況の把握・整理など、体力のない方や中学生でも、できることはたくさんあります。大災害では、「あなただけが被害者」ということは絶対にあり得ません。助ける人も助けられる人も、実はみな、同じ立場です。

 別な面からいうと、急な避難所暮らしによって、ショックを受け動かず寝て過ごすことで、筋肉が急速に衰え、足腰が弱ってしまい前のように活発に動けなくなった方がいらっしゃいました。また、考える時間がたっぷりあるため、先行きが不安になり精神的に落ち込み、身体にも影響が出たり、持病が悪化したり、身体を動かしていないことから不眠症に陥る方も多くいらっしゃいました。
 ふだんどおり身体や頭を動かすことで、あなたの身体と精神の健康が保たれます。ご自分のためにも、動くことをおすすめします。

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