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小さな地震で意外に多い、「あわてて行動」によるケガ

 日本は世界中でおきる地震の1割強が起きている地震多発地帯ですが、最近では多くの方が地震の恐さを実感したためか、寝ているときに突然やってくる地震では、少しでも揺れが大きいと驚いて、つい、あわてて行動してしまい、大きなケガを負ってしまうといった事例が目につきます。

 「宮城県北部を震源とする地震」(平成15年7月26日)や、「十勝沖地震」(平成15年9月26日)といった地震だけでなく、あまり建物に被害がみられない程度の地震でも、揺れに驚いてあわてて2階から飛び下りてケガを負ったり、階段を踏みはずして骨折をしたといった事例がみられました。このほかにも、転倒した家具や落下物につまずいたため自ら転倒したケースも確認されています。

 地震がきたら、とにかくあわてず、自分の身の安全を第一に考えましょう。 これは、火を使って料理をしているときでも同じです。過去には、「火を消さなきゃ」と思ってあわてて近づき、油をかぶって大ケガを負うケースもみられます。火を消すことは揺れがおさまってからでも可能ですし、ガスのマイコンメータが大きな揺れを感知して自動的にガスを止めてくれますから、まずは熱い油や落下物などから身を守ることができる場所に速やかに移動するなど、自分の身の安全が確保できるように行動しましょう。

揺れにあわてて行動すると、ケガをすることが多く見られます

大地震では、木造2階建なら1階より
2階が安全です。
2階からあわてて飛び出さなくても
大丈夫です

長く過ごす部屋を、安心、安全な場所にしておきましょう

もともと安全な場所に寝ていれば、地震がきたからといって、
あわてる心配もありません。

 皆さんが1日のうち多くの時間を過ごす部屋や無防備になる寝室が、少々の揺れに耐えられる安全な場所になっていれば、突然、大きな揺れがやってきても、あわてずじっとしていられるはずです。思わぬケガをしないために、最低限、次のような工夫をしましょう。

  • 倒れてきても家具やテレビが布団やベットにおおいかぶさってこないように、配置を変える(テレビは水平に2、3m、とんでくる)。
  • 家具の配置を変えることが難しいなら、家具が倒れてこないように、家具の固定をする。
  • 窓ガラスの下やその近くでは寝ない。またはガラスに飛散防止のフィルムを貼るか、常時、カーテンをひいておく。
  • 木造2階建なら、1階よりつぶれるケースが少ない2階で寝る。

 本当であれば、しっかりした地盤に建ち、耐震性が確保された家に住むことが望まれますが、まずは、いま、できることからやっていきましょう。

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